メラニア夫人は「ノー」と返答、議事堂襲撃時に平和への呼びかけ尋ねられ 情報筋

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メラニア夫人/Chip Somodevilla/Getty Images

メラニア夫人/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 今年1月6日、米連邦議会議事堂がトランプ大統領(当時)の支持者に襲われる中、メラニア夫人が平和や非暴力への呼びかけを断ったと、当日の出来事を知る情報筋2人がCNNに明らかにした。

この情報筋によると、側近のステファニー・グリシャム首席補佐官がメラニア氏に「平和的な抗議はすべての米国人の権利だが、無法や暴力の許される場所はないとツイートしたいですか」とテキストメッセージを送ったところ、メラニア氏は一言「ノー」と返した。グリシャム氏は来月出版予定の書籍で当時の様子を詳しく述べていて、内容の一部が米政治専門サイト「ポリティコ」に13日掲載された。

CNNは今年1月、メラニア氏が議事堂襲撃事件の最中にホワイトハウスにいて、自分が設置したカーペットの写真撮影を監督していたと報じた。撮影の延期や何らかの形で公にメッセージを発表することはしなかった。部分的に暴力を非難したのは5日後の1月11日だった。

メラニア氏の事務所はグリシャム氏に関する声明をポリティコに寄せ、「この本の意図は明白だ。報道官としての実績の悪さ、個人的な関係構築の失敗、ホワイトハウスでのプロ意識に欠けた行為から自分の名誉を回復しようとする試みだ。事実の歪曲(わいきょく)と裏切りを通じて、トランプ夫人を犠牲にして自身の意義や金銭を勝ち取ろうとしている」と述べた。

グリシャム氏は5年以上メラニア氏の側近を務めてきた。報道官として短期間務めた後、メラニア夫人の首席補佐官として政権最後の1年をホワイトハウス東棟で過ごした。

グリシャム氏は1月6日に首席補佐官を辞任した。

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