コロナ対策で共和党知事にいら立ち「邪魔するな」、バイデン氏

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バイデン氏が感染対策強化に非協力的な共和党の知事らへの失望を表明した/Susan Walsh/AP

バイデン氏が感染対策強化に非協力的な共和党の知事らへの失望を表明した/Susan Walsh/AP

(CNN) バイデン米大統領は5日までに、政権の新型コロナウイルス対策に支障を与えかねない施策を示している一部の州政府に対し、助力しないのなら「邪魔しないでくれ」といら立ちをぶつける発言を示した。

ホワイトハウスでの会見で述べた。大統領は、共和党の知事が率いるテキサス、フロリダ両州など一部の州を念頭に、「対策の強化を拒む者がいる。失望している」と述べた。

その上で両州などが示しているコロナ対策を、従業員にワクチン接種を義務づける準備を進める多くの民間企業の行動と対比させた。

「最悪なことに一部の州当局者は住民による正当な行為を妨げる州法や行政命令を打ち出している」とし、「現段階で7州がマスク着用の義務化を封じ込み、学校区でワクチン接種を受けていない低年齢の子どもに対してもマスク着用を禁止している」と主張した。

特にテキサス州に言及し、州立大学や地域のカレッジで教師がワクチン未接種の生徒にマスク装着を求めた場合、罰金が科される新たな規則に批判の矛先を向けた。

新型コロナは国全体の試練とし、「我々は全員が団結し、国として問題を解決しなければならない」と強調。「人命を救うため権限を用いるべきだ」と訴えた。

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