奴隷制廃止の記念日を祝日化へ、米上院が全会一致で法案可決

米上院が奴隷制廃止の記念日を祝日とする法案を可決した/Sarah Silbiger/Getty Images

米上院が奴隷制廃止の記念日を祝日とする法案を可決した/Sarah Silbiger/Getty Images

(CNN) 米上院は15日、同国における奴隷制廃止を祝う記念日「ジューンティーンス」に当たる6月19日を全国の祝日とする法案を全会一致で可決した。

祝日の法制化は、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で昨年死亡した事件に端を発した人種差別への抗議運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」や、民主党がホワイトハウスや議会を押さえた機運に乗じた格好となった。

だがウィスコンシン州選出のロン・ジョンソン上院議員は2020年、祝日化により連邦職員への給料として数億ドルもの負担を納税者に強いることになるとして法案の可決を阻んでいた。しかし今週になって、同議員が懸念は残るとしながらも異議を取り下げたことで可決への道筋がついた。

法制化には下院で法案が可決され、さらにジョー・バイデン大統領によって署名されることが必要となる。

ジューンティーンスは、1863年に当時のエイブラハム・リンカーン米大統領が奴隷解放宣言を発したのに従い、1865年6月19日にゴードン・グレンジャー将軍がテキサス州ガルベストンで奴隷制の廃止を宣言したことを記念するもので、1980年にテキサス州の祝日となった。それから数十年の間、サウスダコタ州を除く各州で公式の記念日となったものの、祝日として制定した州は少数にとどまっていた。

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