トランプ米政権、「パリ協定」脱退の正式手続きを開始

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トランプ米政権、温暖化対策見直しへ

(CNN) 米国のトランプ政権は4日、地球温暖化の国際的なルール「パリ協定」からの脱退について正式な手続きを開始した。実際の離脱は1年後となる。

ポンペオ国務長官は声明で、「きょう、米国はパリ協定からの離脱の手続きを開始した」と述べ、手続きに従って国連に通告したことを明らかにした。

トランプ大統領は2017年、パリ協定からの離脱を表明していた。今回の手続き開始によって、米国は来年の大統領選の直後にパリ協定から離脱することになる。トランプ政権はこれまでも、前政権が打ち出した「クリーンパワー計画」の撤回をはじめ、燃費基準の緩和を目指すなどしてきた。

マルバニー首席補佐官代行によれば、米国で来年行われる主要7カ国首脳会議(G7サミット)では気候変動については議題に上らない見通し。トランプ大統領は9月の国連気候行動サミットでも短時間出席しただけだった。

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