分娩室に隠しカメラ、1800人を無断で撮影か 米病院を提訴

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病院側は隠しカメラを設置した経緯について説明した書面の中で、2012年5月ごろ、処置室のカートに保管していた医薬品がなくなる事件が起きたことから、動きを検出するカメラを設置して、入室者を撮影していたことを明らかにした。

このカメラは、1人の医師が麻酔薬のプロポフォールなどの医薬品をカートから取り出して、シャツのポケットに入れる姿をとらえていた。

病院側はカメラを設置した意図について、「麻酔薬のカートの前で医薬品を取り出す人物のみを記録することにあったが、患者や医師の姿がカメラから見え、撮影されてしまうことがあった」と説明。裁判についてはこれ以上コメントできないとした上で、「医薬品の安全を守るための措置が、患者を苦しめる原因になったことを心から遺憾に思う」としている。

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