米軍、ベネズエラへの偵察飛行を増強 国内の対立激化受け

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ベネズエラ・ウレニャの街で行われた反政府デモ。政情不安を受けて、米軍は偵察飛行の回数を増やしている/Stefano Pozzebon/CNN

ベネズエラ・ウレニャの街で行われた反政府デモ。政情不安を受けて、米軍は偵察飛行の回数を増やしている/Stefano Pozzebon/CNN

(CNN) マドゥロ政権と反体制派との間で対立が激化する南米ベネズエラに対して、米軍が偵察飛行の回数を増強していることが26日までにわかった。軍当局者2人が明らかにした。

偵察飛行は、機密情報の収集に向けて、ベネズエラ周辺の公海上空でここ数日の間、実施されている。

偵察に使われている軍用機の詳細については明らかにしなかったが、海軍や空軍は通信の傍受や兵器の状態を監視する能力のある大型の固定翼機を保持しているとしている。

当局者によれば、公海上空で収集できる情報には限りがあるという。

複数の軍当局者によれば、ベネズエラへの軍事的な選択肢については検討されていないという。今のところ、米国の人員や大使館などが襲撃された場合の対応について米軍が検討を行っているだけとみられる。

ベネズエラでは、マドゥロ政権と、暫定大統領を自称するグアイド国会議長との間で対立が深まっている。

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