カリフォルニア州火災 トランプ氏が現地視察、気候変動への考え方変えず

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(CNN) トランプ米大統領は17日、カリフォルニア州で起きた大規模火災の現場を視察した。被災地で気候変動についての意見が変わったかと問われると、「そんなことはない」と答えた。

トランプ氏は大統領専用機で州都サクラメント北郊のビール空軍基地に到着。最大の被害を受けたビュート郡パラダイスの街に入った。

沿道で車列を迎える住民らの中には煙を吸い込まないよう、マスクを着けている人もいた。

視察には同市のジョーンズ市長や、カリフォルニア州のブラウン知事、連邦緊急事態管理庁(FEMA)のロング長官、同州選出の下院議員らが同行した。

トランプ氏は焼失した民家の跡などを見て回り、記者団に「こんなことが起きるとはだれも予想しなかった」「もう二度と起きないことを願う」と語った。

同郡の中心都市チコの対策本部で説明を受けた際、気候変動についての意見が変わったかと問われると、「そんなことはない」と答えた。気候変動が今回の火災原因になったかどうかについては、「たくさんの要因があると思う。管理という要因もある」と語った。

トランプ氏はロサンゼルス近郊の高級住宅地、マリブの火災現場も視察した。

州北部と南部の火災で合計約9.7万ヘクタールが焼失し、少なくとも74人が死亡、1000人以上が行方不明になっている。

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