米兵死亡のニジェール襲撃、軍トップが経緯を説明

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米統合参謀本部議長、ニジェール襲撃の経緯を説明

ワシントン(CNN) 西アフリカのニジェールで今月初め、米軍部隊が武装勢力に襲撃され、兵士らが死亡した事件について、米軍のダンフォード統合参謀本部議長が23日、これまでに分かった経緯を明らかにした。

4日に起きたこの襲撃では米兵4人とニジェール軍の兵士5人が死亡した。そのうち1人の米兵の妻に対し、トランプ米大統領が電話で語りかけた言葉が「無神経」との批判を一部で浴びている。

現場で何が起きたのかについてははっきりしない点が多く、2週間たった今も調査が進行中とされる。

ダンフォード氏が国防総省で語ったところによると、部隊は偵察計画とされていた任務から作戦基地に戻る途中、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員50人に襲われた。

戦闘が始まってから約1時間後に援護の要請があり、数分後には遠隔操作の航空機が現場上空に出動した。そのさらに約1時間後、フランス軍の戦闘機も現場に到着した。部隊が当初、どうしてもっと早く援護を求めなかったのか、正確な理由は調査中だという。

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