ラスベガス銃乱射 容疑者の交際相手、「何も気づかず」

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米ラスベガスで銃乱射事件

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件に関連して、死亡したスティーブン・パドック容疑者(64)と同居していた女性のマリルー・ダンリーさんが4日、弁護士を通じて声明を発表し、米連邦捜査局(FBI)や地元警察の捜査に全面的に協力すると表明した。

ダンリーさんは声明の中で、FBIとラスベガス警察の事情聴取に応じるため米国に戻ったと述べ、「捜査には全面的に協力する。私がもし苦しみを和らげる助けになれるなら、どんな形でも協力する」と表明した。

パドック容疑者については「私には何も言わなかったし、私に気づかせるような行動もしなかった。このような恐ろしいことが起きると感じさせるようなことは一切なかった」と説明。「まさか彼が他人に対する暴力を計画していたとは夢にも思わなかった」としている。

ダンリーさんによると、パドック容疑者は2週間以上前、ダンリーさんがフィリピンにいる家族に会えるよう、格安航空券を買ってくれ、続いて現金を送金してくれたという。

この現金についてパドック容疑者は、ダンリーさんと家族のための住宅購入に充ててほしいと話していたという。ダンリーさんは、「うれしかったけれど、正直なところ、予想外の帰国や送金は私と別れる手段なのではないかと最初は不安だった」と振り返った。

ダンリーさんはネバダ州でパドック容疑者と同居していたが、オーストラリアのパスポートで9月15日にフィリピンに入国した後にいったん出国し、同月25日に再入国していた。

FBIは、米国に戻ったダンリーさんから4日にも事情を聴く方針。

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