ラスベガス銃乱射 容疑者の交際相手が帰国、事情聴取へ

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パドック容疑者が2013年にフィリピンを訪れたときの様子

パドック容疑者が2013年にフィリピンを訪れたときの様子

マニラ(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件のスティーブン・パドック容疑者と同居していた交際相手の女性が3日夜、滞在先のフィリピンから帰国し、ロサンゼルス国際空港に到着した。

この女性はマリルー・ダンリーさん(62)。CNNが捜査当局筋から得た情報によると、米連邦捜査局(FBI)の職員が同行している。ロサンゼルスでラスベガス警察の事情聴取を受ける見通しだ。

当局はダンリーさんがパドック容疑者の犯行動機などについて何らかの情報を持っている可能性があるとみて、行方を追っていた。

フィリピン当局の報道官によると、ダンリーさんはオーストラリアの旅券を持っている。先月25日に東京からフィリピンへ移動していた。ダンリーさんの行方をめぐっては当初、事件当日に日本にいたとされるなど、情報が交錯していた。

米捜査当局によると、パドック容疑者は最近、フィリピンに10万ドル(約1100万円)を送金していたことが分かったが、正確な日付は確認されていない。同容疑者が2013年にフィリピンを訪れた写真も見つかっている。

ダンリーさんはネバダ州南東部のメスキートでパドック容疑者と同居していた。15年2月に元夫との離婚を申請したことや、当時は同州北西部のリノに住み、市内のカジノで働いていたことが分かっている。パドック容疑者といつ出会ったのかははっきりしない。

インターネット上では事件直後、ダンリーさんの元夫が犯人だという誤情報が流れ、家族が脅迫を受けたという。

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