トランプ氏、ラスベガス訪問へ 銃規制への姿勢に注目

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ベガス銃乱射、「悪の所業」とトランプ氏

ラスベガス(CNN) トランプ米大統領は4日、米史上最悪の銃乱射事件が起きたネバダ州ラスベガスを訪問する。

地元政治家や現場に出動した緊急対応要員、事件に巻き込まれた市民らとの対面が予定されている。

トランプ氏は3日、大型ハリケーンで甚大な被害を受けた米自治領プエルトリコを訪れたばかり。現地では連邦当局の対応を自画自賛する発言が目立った。

ラスベガスでは警官らの対応を高く評価するとともに、再発防止策を約束する見通しだ。

事件を受けて、野党・民主党からは銃規制の強化を求める声が改めて上がっている。一方、トランプ氏と与党・共和党は銃規制に反対の立場を取る。

トランプ氏は3日、事件の容疑者は「病的で頭のおかしい男」だったと述べた。プエルトリコを訪れた大統領専用機の中で銃規制の議論について質問されると「いずれ時期が来るだろうが、きょうではない」と答えた。

カリフォルニア州で2015年、イスラム過激派に感化された夫婦が14人を殺害した銃乱射事件では、トランプ氏が直後に声を上げ、イスラム教徒の入国を全面的に禁止するよう求めた。これに対して今回の事件では歯切れの悪いコメントにとどまっている。

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