本選はトランプ氏対クリントン氏に インディアナ州予備選で分かった5つのポイント

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ケーシック知事は選挙戦を続ける姿勢を示している

ケーシック知事は選挙戦を続ける姿勢を示している

ただ、少なくとも1人はトランプ氏支持を打ち出すことはなさそうだ。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事は、プリーバス委員長の発言について異議を唱えている。

壁にぶつかったクルーズ議員

クルーズ議員はさまざまな手を使ったが、いずれも失敗に終わった。

インディアナ州での勝利に向けて、ケーシック知事と選挙戦の「すみ分け」を行ったものの、穏健派からの支持は得られなかった。カーリー・フィオリーナ氏を副大統領候補として指名したものの、これもやぶれかぶれの行動に見えた。インディアナ州知事のマイク・ペンス氏から支持表明を受けたものの、ペンス氏はトランプ氏についても賞賛の言葉を送っていた。

インディアナ州でのトランプ氏の大勝により、クルーズ氏は自身の指名獲得への道が閉ざされたことを認めざるを得なくなった。

#NeverTrumpが意味するのは

インディアナ州での勝利が共和党員からの抵抗をなくすことにはつながらないとしても、反対勢力の一部からはトランプ氏を認める声も出始めている。

保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の指導者の1人、マーク・メックラーは、「個人の好みに関係なく、トランプ氏のインディアナでの勝利は共和党からの指名獲得の可能性を示唆している」と指摘。「これまで、ティーパーティーはクルーズ氏とトランプ氏に二分されていたが、トランプ氏が指名を獲得すれば、クルーズ氏の支持者の大部分はトランプ氏支持に回るだろう」と述べた。

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