米国務長官、ロシア外相と会談 ウクライナ介入をけん制

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ケリー米国務長官。ロシアによるウクライナ介入をけん制した

ケリー米国務長官。ロシアによるウクライナ介入をけん制した

(CNN) ケリー国務長官は9日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談し、「人道支援や平和維持を口実にウクライナに介入すべきではない」とロシアの動きをけん制した。米国務省高官が明らかにした。

ケリー長官は会談で、ウクライナ東部への支援はすべて国際組織を通じて実施するべきだと強調した。

また米ホワイトハウスによると、バイデン副大統領は同日、ウクライナのポロシェンコ大統領と会談。ウクライナ領内でのロシアの行動はたとえ「人道」目的であっても、ウクライナ政府の正式な同意と承認を得ない限り受け入れられず、国際法違反であるとの見解で一致した。

欧米諸国は、ロシアがウクライナ東部の親ロシア派武装勢力を支援していると非難するが、ロシアは一貫してこれを否定してきた。

親ロシア派が一方的に独立を宣言した「ドネツク人民共和国」の新首相を名乗るザハルチェンコ氏は9日、人道目的の一時休戦には応じる用意があると表明する一方、「降伏するつもりはない。死ぬまで戦い続ける」と強硬姿勢を示した。

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