米ジョージア州の町議会、全世帯主に銃保持認める条例可決

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(CNN) 米南部ジョージア州のネルソン町議会は4日までに、全ての世帯主に銃保持を義務付ける条例を全会一致で可決した。この種の条例が認められた同州の自治体はネルソン町近くにあるケネソーに続いて2番目となった。

同町の住民数は約1300人で、町議議員は5人。

条例は小火器や実弾の保持を認める内容で、市や住民の安全、治安や一般的な福利を守り、市の緊急事態の管理を進めるためのものとしている。

ただ、身体障害や精神疾患を抱える住民や貧困層、犯罪人、信条や宗教的な理由での銃保持の反対論者は条例の対象者から外れている。

条例が町議会に提案されたのは今年の3月初旬で、提唱者の議員は家宅侵入などを思いとどまらせる予防効果を狙ったものと説明。家族が自らの防御行為で訴追されることを懸念させないような権利の確保を目指すとも述べていた。

ケネソー住民による銃保持は1982年から認められていた。

ネルソンはジョージア州の州都アトランタの北方に位置する。

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