フロリダで逮捕の男、ニューヨークでのテロを計画か

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(CNN) 米フロリダ州で先月末にテロ関連容疑で逮捕された若者が、ニューヨーク市内でのテロを計画していたことが分かった。18日の拘留尋問で連邦検察が明らかにした。

事件の内容に詳しい捜査当局者によると、パキスタン生まれで米国籍を取得しているライース・アラム・カジ被告(20)は、アフガニスタンの死者や米軍無人機による攻撃で死亡した市民らのために、米国に報復する計画を立てていた。

資金や爆弾材料が手に入らず、実行には至らなかったとされる。被告宅の捜索では、クリスマスツリー用の電飾や配線、電池、過酸化水素、分解したリモコンカーなどが見つかった。

検察によれば、カジ被告は調べに対し、国際テロ組織アルカイダとの接触を試みたと話した。イエメンに拠点を置く「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」の指導者で米軍が無人機攻撃で殺害したアンワル・アウラキ師の説教や、アルカイダのオンライン雑誌「インスパイア」などに影響を受けたとされる。実際にアルカイダのメンバーと連絡を取った形跡はみられなかった。

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