注目高まる副大統領候補討論会 援護射撃は成功するか

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オバマ大統領が、主要な政策についてロムニー氏を厳しく追及しなかったため、バイデン副大統領の課題は、これらについて追及し、合計3回のうち2回目となる16日のテレビ討論会に臨むオバマ大統領のために舞台を整えることだと見られている。

支持率が拮抗しつつある中で、問題は、「ライアン氏がロムニー氏に傾きつつある流れを守れるのか、それとも、バイデン副大統領が悪い流れを断ち切れるのかだ」と、ライス大学のマーク・ジョーンズ政治科学学部長は語っている。

ジョーンズ氏は、ロムニー・ライアン陣営の連邦政府債務削減策について、オバマ大統領が、詳細な内容を公開して中間層に負担を転嫁しないことを証明するようにロムニー氏を厳しく追及しなかったと指摘。

このため、バイデン副大統領は、ライアン氏に対しこのような追及を行うだろうと見ている。しかし、バイデン副大統領は、高圧的に映ったり、失言したりしてはならないとも付け加えた。

議員経験は長いが、初の全国規模の選挙で、討論経験も少ないライアン氏にとり、その責任は重大で、大変な緊張を強いられると見られている。

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