無言のコメディアン、TikTokのフォロワー数で世界1位に

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カビー・ラーメイさん=21年9月5日、ベネチア映画祭/Filippo Monteforte/AFP/Getty Images

カビー・ラーメイさん=21年9月5日、ベネチア映画祭/Filippo Monteforte/AFP/Getty Images

(CNN) 西アフリカ・セネガル生まれのコメディアン、カビー・ラーメイさん(22)が動画アプリ「TikTok(ティックトック)」のフォロワー数で1位に上り詰めた。その間、一言もしゃべらずに――。

ラーメイさんのフォロワー数は1億4290万人あまり。10代のダンサーでコンテンツ制作も手掛けるチャーリー・ダミリオさんを抜いて1位に躍り出た。

セネガルに生まれたラーメイさんは今、イタリアに住む。ばかげたライフハック(生活の効率化テクニック)に無言で反応する動画を作成し、1回の投稿で数百万の視聴数や「いいね」を稼ぐ。

ここ数週間、ラーメイさんのファンはTik Tok上でダミリオさんを抜くためのSNSキャンペーンを展開していた。インスタグラムではダミリオさんのフォロワー数が4880万人なのに対し、ラーメイさんのフォロワー数は7830万人に上る。

ラーメイさんは2020年の新型コロナウイルス流行初期、イタリアで工場労働者の仕事を失い、同国北部キバッソにある両親の家に引きこもって職探しをする日々を送っていた。そんなある日、Tik Tokをダウンロード。寝室でアプリをいじりながら、カビー・ラーメイの名前で動画を投稿してみた。

最初はダンスやゲーム視聴などの動画を作っていたが、21年初め、SNSにあふれるライフハック動画を見て無言で肩をすくめたり、いら立ち混じりの表情を浮かべたりする動画を投稿するようになった。

ライフハック関連の動画に加え、表情豊かなリアクションが特徴の短いコメディー動画も投稿している。ただ、言葉は一言も発しない。

CNNはフォロワー数1位獲得に関してラーメイさんのコメントを求めたものの、現時点で返答はない。ただ昨年の取材に、自分は名声を得るために動画を投稿しているわけではなく、「Tik Tokの人気が1位か2位か、4位かなんて気にしてない。動画作成を始めたのは、あのロックダウン(都市封鎖)の時期に人々を笑顔にしたかったから」と話していた。

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