インド首相のツイッター乗っ取り、「ビットコインが法定通貨に」と虚偽投稿

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インドのナレンドラ・モディ首相/Ian Forsyth/Getty Images

インドのナレンドラ・モディ首相/Ian Forsyth/Getty Images

(CNN) インドのナレンドラ・モディ首相のツイッターアカウントが一時的に乗っ取られ、同国が暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨に採用したとする虚偽のツイートが投稿された。

首相府は12日、「同アカウントの安全は直ちに確保された」とツイートし、「短時間、同アカウントが侵害された。一切のツイートは無視されなければならない」と言い添えた。

CNN提携局のニュース18によると、ツイッターのユーザー複数が、モディ首相の個人アカウント「@narendramodi」が乗っ取られた際に投稿されたツイートのスクリーンショットを共有していた。

問題のツイートは、「インドは正式にビットコインを法定通貨として採用した。政府は正式に500BTCを購入した」と述べ、「それを全国民に配分する」という内容だった。

問題のツイートは削除された。このツイートには、詐欺目的と思われるリンクが添えられていた。

モディ首相のツイッターは、7000万人以上がフォローしている。

ビットコインについては、中米エルサルバドルが9月に世界で初めて法定通貨として採用した。しかしインドは法定通貨として認めていない。

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