姉の首を切断して殺害、10代の少年と母親を逮捕 インド

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インド西部マハラシュトラ州バイジャプール/Google

インド西部マハラシュトラ州バイジャプール/Google

ニューデリー(CNN) 両親の意に反して結婚した姉の首を切断して殺害したとして、インド西部に住む10代の少年が逮捕された。

事件は5日、西部マハラシュトラ州バイジャプールで起きた。被害者と容疑者の名前は公表されていない。

現地の警察幹部によると、被害者の女性(19)は5カ月前に両親の意に反して結婚し、家族との連絡を絶って夫と暮らしていた。

5日に女性の弟と母親がその住まいを訪問。迎え入れた女性を、弟が鎌で4回にわたって切り付け、首を切断した。この間、母親が女性の両脚を押さえつけていた。

2人は犯行後に女性の頭部だけを家から持ち出し、庭に置いたという。

女性の夫はこの日、体調不良で仕事を休み、自宅で眠っていたが、物音を聞いて目覚めた。容疑者は夫にも襲い掛かったが、夫は逃げ出すことができたという。

弟と母親はその後、警察に出頭して殺害を自供した。警察が現場で女性の遺体を発見し、捜査を開始した。母子とも正式に起訴されていないが、殺人の罪に問われる可能性がある。

夫の話によると、被害者の女性は妊娠2カ月だった。警察は検視結果を待って確認する。

インドの国家犯罪記録局(NCRB)によると、同国では女性が家族の名誉を汚したとして殺害される「名誉殺人」が、昨年は23件報告された。

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