アップルのジョニー・アイブ氏が退社、洗練されたデザイン確立

アップル・デザインの生みの親、J・アイブ氏が退社

サンフランシスコ(CNN Business) 米アップルは27日、最高デザイン責任者のジョニー・アイブ氏(52)が退社すると発表した。

アイブ氏は自らデザイン会社を設立する予定で、アップルは主要取引先となる。アップルのプロジェクトについては緊密な連携を続ける意向。

アイブ氏はアップルに30年近く在籍し、同社製品の洗練されたデザイン確立を主導してきた。故スティーブ・ジョブズ氏と組んで生み出した「iMac」「iPod」「iPhone」といった製品はアップルの業績を回復させ、時価総額世界一の企業へと成長させた。アイブ氏のデザインは高く評価されてさまざまな賞を受賞し、ナイトの称号を授与され、U2のボノなどの有名人も絶賛している。

アップルのティム・クック最高経営責任者はアイブ氏について、「デザイン界において並外れた存在であり、1998年の画期的なiMacからiPhoneに至るまで、アップルの復活に果たした役割は計り知れない」と称賛した。

ここ数年のアイブ氏は、アップルの日常業務から離れ、ライカのハイエンドカメラやクリスマスツリー、25万6000ドル(約2700万円)の値段が付いたダイヤモンドの指輪などのデザイン支援プロジェクトにかかわっていた。

フィナンシャル・タイムズ紙によると、アイブ氏はカリフォルニア州で新会社の「LoveFrom」を設立し、デザインやクリエーティブプロジェクトを手がける。正式な発足は2020年を予定している。

アイブ氏はジョブズ氏と親しい間柄だった。ウォルター・アイザックソン氏が執筆したジョブズ氏の伝記によると、2人は毎日一緒にランチを取り、デザインについて話し合っていた。ジョブズ氏はアイブ氏を「精神的パートナー」とみなしていたとされる。

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