「選手が死ぬ」 4強入りメドベージェフ、酷暑に苦言 全米オープン
(CNN) 全米オープンテニスで6日、準決勝に進出したダニール・メドベージェフが、会場の酷暑を「残酷」と形容し、選手が死ぬかもしれないと漏らした。
メドベージェフはこの日、アンドレイ・ルブレフとのロシア勢対決をストレートで制してベスト4に進出した。しかし2人とも、アーサー・アッシュ・スタジアムの屋内の猛暑に苦しんでいる様子だった。
メドベージェフは試合中に2度のメディカルタイムアウトを取り、2回とも吸入器を使って過酷なコンディションで生じた症状を克服しようとした。
両選手とも試合の間中、タオルを使って大量に流れる汗をぬぐい続けた。
第3セットの半ば、メドベージェフはカメラに向かって「1人の選手が死ぬ。あなた方の目の前で」と声をかけた。