2030年の万博開催地、ロシアが立候補取り下げ

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(CNN) ロシアは2030年の国際博覧会(万博)開催地への立候補を取り下げた。同国外務省が23日に発表した。

ロシアはモスクワへの万博誘致を目指していたが、外務省は声明で「公正、公平な審査が期待できない」と主張。欧米諸国が国際協力のあらゆる分野からロシアを追放しようとする「大規模な反ロシア運動」により、またひとつ万博というイベントが犠牲になったと述べた。

外務省は同日、立候補の撤回を博覧会国際事務局(BIE)に通知したという。

BIEも通知を受け取ったことを確認。ロシアのミシュスティン首相が、近い将来また立候補したいとの意向を示したことを明らかにした。

30年の開催地は23年、BIE加盟170カ国によって選出される。モスクワ以外にウクライナ南部オデーサ、イタリアの首都ローマ、韓国の釜山、サウジアラビアの首都リヤドが名乗りを上げている。

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