米俳優ジョニー・デップ「女性を殴ったことは一度もない」と証言 元妻相手の名誉毀損訴訟

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弁護士と話すハードさん=19日、米バージニア州フェアファックス郡の巡回裁判所/Jim Watson/Pool/AFP/Getty Images

弁護士と話すハードさん=19日、米バージニア州フェアファックス郡の巡回裁判所/Jim Watson/Pool/AFP/Getty Images

デップさんは証言の中で、ハードさんとのけんかがあったことは認めながら、「私がどんな形であれハードさんを殴るまでに至ったことは決してなかったし、私の人生で女性を殴ったことは一度もない」と語った。

さらに、自分の両親も激しく荒れた関係にあり、自分も姉妹も母親から言葉による暴行や身体的暴行を受けたと告白。初めて規制薬物を服用したのは11歳の時だったと回想し、「自分たちの生活の混乱した状態から逃れるために」、母親に処方された錠剤をのんでいたと振り返った。

その上で、ハードさんの寄稿が原因で、15年以上も主役を務めてきた「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編から降板させられるなど、金銭的損失を被ったと主張。暴力を振るったと訴えられたためにキャリアが一変した状況を、「シンデレラが0.6秒でカジモド(醜い姿をしたアニメ映画の主人公)になった」と形容し、「私も私の子どもたちも、ずっと私を信じてくれた人たちも、そんな目に遭ういわれはない」と訴えた。

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