ジョニー・デップ、「ハリウッドにボイコットされている」 敗訴後初のインタビュー

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米俳優ジョニー・デップ氏/Rich Fury/Getty Images North America/Getty Images

米俳優ジョニー・デップ氏/Rich Fury/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米俳優ジョニー・デップ氏が英紙サンデー・タイムズとのインタビューで、自身が制作に参加し、主演した新作映画「MINAMATA―ミナマタ―」について語った。同氏が昨年11月に元妻への家庭内暴力(DV)疑惑をめぐる名誉毀損(きそん)裁判で敗訴してから、インタビューが公開されるのは初めて。

同作品は日本で発生した公害病の水俣病を題材にしている。デップ氏はその実態を記録した実在の米国人写真家、ユージン・スミス氏を演じた。

一方、私生活では元妻の米女優アンバー・ハード氏に暴力を振るっていたと報じた英紙サンを名誉毀損で訴え、敗訴していた。

デップ氏はインタビューで、水俣病や新型コロナウイルス感染症の患者に比べれば、自分が最近経験したことは「猫に引っかかれたようなもの」と表現した。

「MINAMATA―ミナマタ―」が米国では公開されていないことについて、同氏と監督のアンドリュー・レビタス氏は、デップ氏の個人的事情による影響との見方を示してきた。デップ氏はインタビューでも「ハリウッドの私に対するボイコット」に言及した。

デップ氏とハード氏は2015年に結婚したが翌年破局し、離婚が成立した。ハード氏がDVを受けたと主張したのに対し、デップ氏は一貫してこれを否定。ハード氏に対しても名誉毀損の訴えを起こし、5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求めている。

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