小道具の銃発射で2人死傷、A・ボールドウィンさんが声明 「警察に全面協力」

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撮影現場で小道具の銃を発射し2人が死傷した件で、A・ボールドウィンさんが声明/Jim Weber/The New Mexican/Santa Fe New Mexican/Jim Weber/The New Mexican

撮影現場で小道具の銃を発射し2人が死傷した件で、A・ボールドウィンさんが声明/Jim Weber/The New Mexican/Santa Fe New Mexican/Jim Weber/The New Mexican

(CNN) 米俳優アレック・ボールドウィンさんが新作映画の撮影現場で小道具の銃を発射し、2人が死傷した件で、ボールドウィンさんは22日、発砲後初となる声明を出した。死亡したハリーナ・ハッチンズさん(42)に哀悼の意を示すとともに、警察の捜査に全面協力していることを明らかにした。

ボールドウィンさんはツイッターで、「ハリーナ・ハッチンズさんの命を奪った今回の悲惨な事故に関し、私のショックと悲しみを伝える言葉は存在しない」と説明。「この悲劇がどのように起きたのかを調べる警察の捜査に全面協力している」「彼女の夫や子ども、ハリーナを知り愛していた人のことを考えると、胸が張り裂ける思いだ」と述べた。

今回の事案は21日、ニューメキシコ州にある映画「ラスト」の撮影現場で発生。捜査関係者によると、主演兼プロデューサーを務めるボールドウィンさんが小道具の銃を発射し、撮影監督のハッチンズさんが死亡する結果となった。

このほか監督のジョエル・ソウザさん(48)が負傷し、治療のため救急車で病院に搬送された。

サンタフェ郡保安官事務所によると、捜査は「結論が出ておらず進行中」で、今のところ訴追は行われていない。

同保安官事務所の報道官はCNNに対し、撮影現場の捜索令状が下りたことを明らかにした。当局は今週末、現場を慎重に調べる方針。

安全対策の数々にもかかわらず、映画制作中の事故は以前にも起きている。1993年には映画「クロウ/飛翔伝説」の撮影中、ブルース・リーの息子で俳優のブランドン・リーさんが小道具の銃の事故で死亡した。

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