ロシアの映画クルー、宇宙での撮影終える ISSから帰還

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左から今月5日にISSに向かった俳優ユリア・ペレシルドさん、宇宙飛行士アントン・シュカプレロフさん、プロデューサー兼監督クリム・シペンコさん/NASA

左から今月5日にISSに向かった俳優ユリア・ペレシルドさん、宇宙飛行士アントン・シュカプレロフさん、プロデューサー兼監督クリム・シペンコさん/NASA

同作品では、ペレシルドさん演じる外科医が、医学的条件のため地球に戻ることができない宇宙飛行士を宇宙空間で手術しなくてはならなくなるという筋書き。病気になる飛行士はノビツキーさんが演じた。

シュカプレロフさんは引き続きISSに滞在し、帰還は来年3月の予定。ノビツキーさんは191日間にわたる宇宙滞在を終えての帰還だった。ノビツキーさんにとっては今回が3度目のISS滞在で、宇宙での滞在日数は合計で531日となった。

これまでも宇宙で撮影された作品はいくつか存在する。2002年のドキュメンタリーや、12年の約8分の短編「Apogee of Fear」だ。

俳優のトム・クルーズさんと監督のダグ・リーマンさんは昨年、米航空宇宙局(NASA)と提携して、宇宙で映画の撮影を行うと発表していた。プロジェクトの開発はイーロン・マスク氏率いるスペースXと協力して進められる。

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