ルーカスフィルム、「マンダロリアン」出演女優を解雇 攻撃的なSNS投稿で

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スター・ウォーズの「マンダロリアン」に出演していた女優のジーナ・カラーノさん=2019年12月16日、米ロサンゼルス/Broadimage/Shutterstock

スター・ウォーズの「マンダロリアン」に出演していた女優のジーナ・カラーノさん=2019年12月16日、米ロサンゼルス/Broadimage/Shutterstock

(CNN) ディズニープラスで配信されたスター・ウォーズのシリーズドラマ「マンダロリアン」に元軍人のキャラ・デューン役で出演した女優のジーナ・カラーノさんが、今後同シリーズに登場しない見通しとなった。SNSで攻撃的な内容の投稿を共有したことを受け、ルーカスフィルムが12日までにカラーノさんの解雇に踏み切った。

当該の投稿には、現在の政治情勢をナチス政権時代のドイツになぞらえる内容などが含まれていたという。ルーカスフィルムは10日にカラーノさんを解雇。本人による同日のこうした投稿への嫌悪感を表明していた。

同社の広報担当者は、米芸能メディア「バラエティー」への声明で、現在ルーカスフィルムはカラーノさんを雇用しておらず、今後も雇用する予定はないと明言。カラーノさんのSNSへの投稿は文化や宗教に基づいて人々を中傷する内容であり、「忌まわしく、受け入れられない」と批判した。

バラエティーは、大手芸能事務所のユナイテッド・タレント・エージェンシーも10日、カラーノさんとの契約を解除したと明らかにした。

問題となった投稿の1つは、カラーノさんが別のアカウントから再投稿したとみられるもので、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について言及。ユダヤ人が大量に殺害された当時の状況が現在の政治的分断と似通っているとの見方を示唆している。

バラエティーによると、投稿には「(ホロコーストは)政治的見解を理由に誰かを憎む現状と一体何が違うのか?」といった文言が含まれていたという。

このほか新型コロナウイルス対策としてのマスク着用を揶揄(やゆ)したとみられる投稿もあった。投稿には頭部全体をマスクで覆った人物の画像を掲載。そこに「一方、カリフォルニアでは」というキャプションが添えられていた。

カラーノさんは上記の投稿を両方とも削除した。ただ、未成年少女の性的虐待などで有罪になり、勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告に関する投稿など、削除しなかったものもある。この中でカラーノさんは、エプスタイン被告が自殺で死亡してはいないという陰謀論を繰り返していた。

ルーカスフィルムはカラーノさんの代役を立てるのかどうかを明言していない。物語の世界でキャラ・デューンという人物が今後どうなるのかも現時点ではわからないままだ。

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