「安全守れず」 リオ警察が空港でデモ 五輪開幕まで1カ月

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リオ周辺のスラム街の住民は、大会期間中の安全対策に懸念を抱いている

リオ周辺のスラム街の住民は、大会期間中の安全対策に懸念を抱いている

スラム街の住民はCNNの取材に対し、「外国人に市の混乱状態を見せないよう、住民を恐怖で抑えつけておとなしくさせ、トラブルを起こさせるなという(上からの)命令があるらしい」「(州警察は)子どもが間にいてもお構いなしに狙った相手を撃つ」と語った。

リオデジャネイロのパエス市長は先のインタビューで、治安対策に関連して「州当局の仕事ぶりはひどい」と酷評していた。同市長は組織委員会の記者会見に同席してヌズマン会長に同調したものの、米ニューヨークや英ロンドンのような市政運営は期待しないでほしいとくぎを刺し、「発展段階が違う」と強調した。

ブラジル政府はツイッターで、全会場の準備が整い、プレスセンターも開設したと発表。会場や空港などの重要拠点には治安要員8万5000人を配備すると表明した。

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