親イスラエル集会を火炎放射器で襲撃 6人負傷、容疑者を拘束 米コロラド州
親イスラエルのデモ行進に放火 米コロラド州
(CNN) 米コロラド州ボールダーで1日に親イスラエル集会の参加者が放火された事件では、6人がやけどなどのけがを負い、容疑者の男1人が拘束された。捜査当局は反イスラエルの襲撃事件として捜査している。
米連邦捜査局(FBI)の1日の記者会見によると、拘束されたのはモハメド・サブリ・ソリマン容疑者(45)。手製の火炎放射器を使って発火装置を群衆に投げ込み、「パレスチナに自由を」と叫んだとされる。FBIは、ソリマン容疑者単独の犯行だったと見ている。
負傷したのは67~88歳の6人で、1人は重傷を負っている。6人のうち4人は地元の病院へ、2人は空路デンバーへ搬送された。
捜査関係者がCNNに語ったところによると、同容疑者は過去に米国への亡命を申請して、2005年にビザを却下されていた。米国にいつ、どうやって入国したのかは分かっていない。
ホワイトハウスのスティーブン・ミラー大統領次席補佐官はソリマン容疑者について「バイデン政権によって観光ビザを認められ、そのビザで不法に超過滞在していた」とXに書き込み、ソリマン容疑者を「不法外国人」と形容した。