アルゼンチンがPK戦でオランダに勝利 決勝進出 W杯
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は9日の準決勝で、アルゼンチンが0―0からのPK戦を4-2で制してオランダを破り、24年ぶり5回目の決勝進出を果たした。
両チームとも無得点のまま90分を終了。延長戦でもゴールが決まらず、PK戦に入った。
PK戦の先攻はオランダ。しかし、1人目のDFフラールのシュートはGKに止められる。後攻のアルゼンチンの1人目はFWのメッシで、ゴール左に決めてリードを奪う。
オランダは3人目も失敗したが、アルゼンチンは4人全員がシュートを決めた。4人目のMFロドリゲスのゴールにより、120分の激闘に終止符を打った。
アルゼンチンが決勝に進出するのは1990年以来。13日にリオデジャネイロのマラカナンスタジアムで行われる決勝戦で、8日にブラジルを下したドイツと対戦する。
決勝でアルゼンチンとドイツが対戦するのは3度目となる。アルゼンチンは1986年に当時の西ドイツを破ってW杯を制覇。次の90年大会決勝では西ドイツが雪辱を果たした。