大雪のW杯予選、FIFAがコスタリカの再試合要請を却下

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雪中での対決は米国が制した

雪中での対決は米国が制した

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会北中米カリブ海最終予選で大雪の中行われた米国対コスタリカ戦を巡りコスタリカ・サッカー協会が再試合を要請していた問題で、国際サッカー連盟(FIFA)は27日までに、コスタリカの要請を却下する方針を明らかにした。

FIFAは声明で、コスタリカ・サッカー協会から同日の試合に関する書簡が届いたことを明らかにし、精査の結果、競技規則で公式な抗議に必要とされている条件を同協会が満たしていなかったと説明。「試合結果は有効だ」との結論を示した。

コロラド州コマースシティーで22日に行われた試合は、前半に米国が1点を先制したが、激しい雪のため、後半初めにいったん中断。その後試合は再開され、米国が前半の1点を守りきって勝利した。

コスタリカ・サッカー協会は、試合中に雪でコートのラインやマークが覆われたり、ボールの動きが妨げられたりしたと主張。エドゥアルド・リ会長は「試合の最中に除雪用の機材や作業員がコートに入っている有り様だった」「責任者に抗議したがはねつけられた。受け入れがたい恥辱だ」と、不満をあらわにしていた。コスタリカはまた、試合を続行させた関係者の処分も求めていた。

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