巨大化した金魚の群れが湖に、体長38センチの個体も 米ミネソタ州

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発見された金魚の中には体長が約38センチのものもあった/City of Burnsville

発見された金魚の中には体長が約38センチのものもあった/City of Burnsville

ミネソタ大学の専門家によると、金魚の群れは湖底を泳ぎ回って餌を探す。このため沈殿物がかき乱されて水生植物が根を張ることができなくなり、水質に影響を与えたり、在来種の多様性に影響を及ぼすこともある。かき乱された湖底の栄養分や金魚の排泄(はいせつ)物によって藻が繁殖し、「澄んだ湖が緑色の湖に変わってしまう」こともあるという。

金魚は中国や東アジアの原産で、ペットとして人気が高まり世界中に広まった。

今回捕獲された金魚については、誰かが放したものなのか、それとも湖で繁殖したのかは不明だが、湖でこれほどの大きさになるには数年はかかると専門家は指摘する。

今後は捕獲した金魚の年齢や生息数を把握したうえで、市が次の対応を決める方針。

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