米首都上空を飛ぶセミの大群? 気象レーダーに巨大な影

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
セミは木の高さまでしか飛ばないため、レーダーに映ったのはセミではないと推測されている/Mandal Ngan/AFP/Getty Images

セミは木の高さまでしか飛ばないため、レーダーに映ったのはセミではないと推測されている/Mandal Ngan/AFP/Getty Images

レーダーは山火事の煙や渡り鳥もとらえることができる。テキサス州オースティンのコングレス橋からほぼ毎晩のように飛び立つ有名なコウモリの群れも観測できる。

ただ、今回レーダーに映った影についてジョージア大学昆虫学教授のナンシー・ヒンクル氏は、「セミではなかった可能性が大きい」と話している。

「セミは集団で飛んだり大群を作ったりはしない。実際のところ、あまりうまくは飛べない」とヒンクル氏は話し、セミは木から木へと短い距離を飛ぶだけで、長距離の飛行はしないと指摘した。

セミは木の高さまでしか飛ばないことから、レーダーに映ったのは別の昆虫だと推測している。

今年大発生したセミは、6月下旬から7月上旬には死に絶える。次回の大発生は2038年になる。

「生き物いろいろ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]