人々を魅了し続ける「カリブの海賊」、その実像に迫る<上>

2017.07.15 Sat posted at 11:30 JST

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(CNN) 財宝や名声、栄光を求めて荒海を突き進む海賊たち。歴史上に初めて登場して以来、その存在は大衆文化の一部となってきた。海賊の略奪行為についての物語は17~18世紀の人々を大いに魅了した。

300年後の現在でも、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」に登場する海賊ジャック・スパロウらの話は相変わらず人気がある。

だが、こうした海賊の描写は現実に基づくものなのだろうか。頭蓋骨(ずがいこつ)と交差した骨をあしらい、風にはためく黒旗などは実在したのだろうか。

答えは「イエス」だ。ただ、史実は大スクリーンで見るどんな物語よりも驚くべきものだ。

いわゆる「海賊の黄金時代」なるもののきっかけを作った人物を1人挙げるとすれば、それはヘンリー・エイブリーになる。

商船の乗員だったエイブリーは他の多くの水夫と同様、体制のあり方への幻滅を深めていた。

海賊についての著書があるコリン・ウッダード氏によると、こうした商船の多くでは、水夫たちが船長や船主から不当な扱いを受けていた。公正な賃金の支払いが行われず、傷んだ食事を与えられたり、補給物資が不足した状態での航海を余儀なくされたりしたという。

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