中国・広州の学園都市に100匹のヘビ 学生ら騒然
香港(CNN) 中国南部・広州市内の大学キャンパスに先週、約100匹のヘビが出現する騒ぎがあった。
10日付の地元紙が伝えたところによると、川の中州に大学が集まる学園都市「大学城」の路上などでヘビの目撃情報が相次ぎ、8日には専門家チームが約40匹を生け捕りした。また、車にひかれるなどした約60匹の死骸(しがい)も見つかった。
ある学生は中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に「図書館へ行く途中、日なたの路上で長さ50センチほどの緑色のヘビを見た」と書き込んだ。友人らに注意を促す書き込みなども相次いだ。
専門家によると、ヘビはソウカダと呼ばれる種類で、性質はおとなしく、毒はない。捕獲されたヘビの大半にはどこかに閉じ込められていたとみられる傷跡があり、何者かが故意に放した可能性が高いという。学生たちの間では一時、天災の前兆ではないかといううわさも流れた。