キャサリン妃入院先の看護師の死を受け、問われるメディアの倫理的境界線

病院の前には数多くの取材陣が

病院の前には数多くの取材陣が

(CNN) 豪ラジオ局のディスクジョッキー(DJ)がかけた偽電話にだまされ、勤務先の病院に入院中だった英王室キャサリン妃の情報を漏らしてしまった女性看護師が死亡しているのが発見された。

女性看護師は自殺を図ったとの報道受け、各メディアには怒りや悲しみ、2人のDJへの報復を求める声など、さまざまな意見が寄せられている。

2人のDJは4日、エリザベス女王とチャールズ皇太子になりすまし、英王室のキャサリン妃が入院していたキング・エドワード7世病院に電話をかけた。この電話を最初に受けたのが看護師のジャシンサ・サルダナさん(46)で、キャサリン妃のいる病棟に転送してしまった。サルダナさんはその3日後の7日に死亡しているのが発見された。

看護師の名前は死亡が確認されたあとに公表されたものの、多くのメディアでこの電話のやりとりの一部またはすべてが流された。インターネット上でも広まった。

DJ2人は「まさか本当に(英女王とチャールズ皇太子と)受け取られるとは思っていなかった」とし、その後謝罪している。同ラジオ局の親会社であるサザン・クロス・オーステレオの最高経営責任者(CEO)は、「違法な行為ではなかったと受け取っている」としたものの、「合理的に予測することができなかった痛ましい出来事」で、「非常に悲しい」としている。

サルダナさんの悲報は、ソーシャルメディアでも大きな反響を呼んだ。

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