女性の米兵4人が国防総省を提訴 地上戦闘任務の除外は差別

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(CNN) 米自由人権協会(ACLU)は1日までに、アフガニスタンやイラクへの従軍経験を持つ米陸軍などの女性兵士4人が地上戦闘任務から除外されたのは差別行為に当たるとして米国防総省を提訴したと発表した。

4人の中には歩兵戦闘部隊と共に作戦に参加し、女性部隊を率いた戦歴を持つ兵士もいる。ACLUは、差別行為で兵士としてのキャリア向上などにつながる機会が与えられていないと主張。女性兵士の訓練の機会が一部拒否されて昇進を妨げ、能力的に問題はない軍務への抜てきが阻止されているとも強調した。

国防総省のリトル報道官は法廷で係争中の案件にはコメントしないとしながらも、パネッタ国防長官は軍における女性の役割評価に取り組み続けていると反論した。

原告の1人は空軍州兵のヘリコプター操縦士としてアフガンに従軍。負傷者を搬送していた際、ヘリが撃墜されて戦闘に巻き込まれ、負傷した経験もある。武勲賞ももらったが、任務復帰後も戦闘遂行の指揮権が与えられていないとの不満を抱いている。

軍務遂行は性別に無関係と主張、戦闘任務のはく奪は国のため命を賭している女性への不正義とも強調している。

他の女性兵士2人は海兵隊と陸軍に所属。アフガンで歩兵戦闘部隊に同行する女性部隊を指揮したが、あくまでも本来の女性兵士の役目とは離れる暫定任務と受け止められた。

提訴では、4人を代表してACLUの他、女性の退役兵士の団体やカリフォルニア州の法律事務所も参加。ACLUによると、現役兵士140万人のうち女性は14%以上を占める。

軍規定では、女性は23万8000以上の軍務から外されている。司令官に円滑な部隊運用を確保させる措置としている。

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