米インテル、イスラエルに半導体製造工場を建設へ 3.6兆円投資

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インテルのビル=イスラエル・テルアビブ近郊/Amir Cohen/Reuters

インテルのビル=イスラエル・テルアビブ近郊/Amir Cohen/Reuters

(CNN) イスラエル政府と米半導体大手インテルは27日までに、250億ドル(3兆5600億円)を投じてイスラエル南部に半導体製造工場を建設する方針を明らかにした。イスラエルのネタニヤフ首相は、同国で過去最大規模の投資になるとしている。

インテルは既にイスラエルで1万1700人を雇用しており、過去50年間で500億ドル以上を投資してきた。

インテルは今回、パレスチナ自治区ガザ地区の北東約26キロにあるキルヤット・ガトの既存の工場を拡張する方針。イスラム組織ハマスによる10月7日の攻撃や、現在も続く戦闘は妨げにならなかった。

イスラエルのスモトリッチ財務相はXへ投稿で、「インテルは250億ドルという前例のない投資を行い、ここイスラエルに新工場を設立することを承認した」と説明した。

さらに今回の投資について、「高い生産性を持つ質の高い雇用機会を遠隔地に促進することを約束するものだ。イスラエル経済の成長に大きく貢献するだろう」と述べた。

ネタニヤフ氏は当初、6月に新工場について発表し、「国際企業によるイスラエルへの投資としては過去最大規模になる」と説明していた。

当時のインテルは新たな投資について確認せず、イスラエル事業は自社の成功に不可欠だと述べるにとどめていた。

インテルは26日、投資計画について確認した。

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