エジプト、3段階の停戦案を提示 イスラエル・ハマス紛争

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イスラエルの爆撃中、ハンユニス上空に立ち上る煙=25日/Said Khatib/AFP/Getty Images

イスラエルの爆撃中、ハンユニス上空に立ち上る煙=25日/Said Khatib/AFP/Getty Images

(CNN) エジプトが24日、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘の終結に向けて3段階の停戦案を提示したことがわかった。複数のメディアが伝えた。イスラエルとハマスが停戦案をどのように受け止めるかは不明。

イスラエル当局者はCNNの取材に対し、戦時内閣が25日に会合を開き、他の議題とともに、人質の解放を保証するための現在の取り組みについて協議を行う予定だと明らかにした。

イスラエルの2人の情報筋によれば、エジプトによる提案は、パレスチナ自治区ガザ地区でハマスに拘束されている人質の解放を確実にするものだという。CNNは独自に停戦案を入手することはできなかった。

停戦案の第1段階では、イスラエルは軍事作戦を1~2週間休止し、ハマスは女性や高齢者を含む人質40人を解放する。

第2段階には、イスラエルが収容しているハマスの戦闘員の遺体と、ハマスが収容しているイスラエル人の人質の遺体との交換が含まれる。

第3段階には、「全部対全部」の取引が含まれる。これは、イスラエルが刑務所に拘束しているパレスチナ人の囚人6000人と、ハマスが拘束している残りのイスラエル人の人質を交換するもの。交換するイスラエル人の人質の中には兵士も含まれる。

ハマスは先週、イスラエルがガザでの軍事作戦を終了するまでは、パレスチナ側は囚人の交換に関するあらゆる協議に応じないと明らかにしていた。

第3段階の合意の中には、戦争の終結とイスラエル軍のガザからの撤退、ハマスと関係を持たず、米国やエジプト、カタールの支援を受けた実務者を中心とした政権をガザで樹立することが含まれる。

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