マウイ島山火事、膨大な経済損失額 最多1兆円超 米調査

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家屋や車両の焼け跡が広がるラハイナの様子/Rick Bowmer/AP

家屋や車両の焼け跡が広がるラハイナの様子/Rick Bowmer/AP

一方、米の不動産関連情報企業「コアロジック」はこのほど、山火事で損傷を被った住宅の再建費用の総額は約13億ドルに達するとの暫定的な推定額を報告した。

同社によると、再建が必要な状態にある住宅はラハイナでは2808棟以上で、要する費用は11億ドルと算定。プレフ地区では275棟の約1億4700万ドル、プカラニ地区では5棟の約420万ドルと予想している。

ラハイナは同島の観光や経済活動の拠点で、人口は少なくとも9000人。マウイ島全体の住民数は約16万5000人。

マウイ島行政当局は、島の全面的な復興には数年間かかる可能性があるとしている。山火事では事業活動にも多大な損害が出ているが、コアロジックの今回の被害額にはこの分野での数字は含まれていない。

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