ブランソン氏搭乗の宇宙船、米FAAが軌道の「逸脱」調査 ヴァージン社に運航中止命令

リチャード・ブランソン氏=7月11日、米ニューメキシコ州/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

リチャード・ブランソン氏=7月11日、米ニューメキシコ州/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米連邦航空局(FAA)は1日、英富豪リチャード・ブランソン氏が搭乗したヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」の飛行について調査していることを確認した。同宇宙船が降下する途中にコースを外れたと説明している。

これに先立ち米誌ニューヨーカーは、ブランソン氏が乗ったスペースシップ2の計器盤に、軌道からそれたことを示す警告灯が点灯していたと報じた。

FAAは2日、事故調査が終了するまでヴァージン・ギャラクティックの宇宙船運航を許可しない方針を確認した。同社は2日午前、次の飛行は9月中から10月上旬を目標にすると説明していたが、この予定を見合わせるのかどうかは分かっていない。

FAAは声明の中で、「FAAが最終事故調査報告書を承認するまで、または今回の事故に関連した問題が公衆の安全に影響しないと判断するまで、ヴァージン・ギャラクティックが再びスペースシップ2を飛行させることは許可しない」とした。

ヴァージン・ギャラクティックの広報は電子メールでCNN Businessの取材に応じ、スペースシップ2の飛行軌道が「変わった」ことを確認した。

同社が1日午後に発表した声明では、「同フライトの最終的な軌道は、当初の計画からは外れていたが、それは制御された意図的な飛行経路であり、そのおかげで同機は宇宙へ到達してニューメキシコ州のスペースポートに安全に着陸することができた。軌道の変更によって乗客乗員が危険にさらされたことは一切のなかった」と強調。同機が高高度で風に遭遇したため、パイロットが飛行コンディションの変化に適切に対応したと説明した。

ただ、FAAの調査に関する別の声明では「当初の計画を逸脱した」ことを認め、同機が1分41秒間、許可された高度よりも低い高度で飛行していたことを確認した。

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