ソラシドエア、「ポケモン」あしらった機体の運航開始

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ソラシドエアに「ポケットモンスター」のキャラクターをあしらった機体が登場/Courtesy of Solaseed Air

ソラシドエアに「ポケットモンスター」のキャラクターをあしらった機体が登場/Courtesy of Solaseed Air

(CNN) 九州を拠点とする地域航空会社ソラシドエアがこのほど、人気ゲーム・アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターをあしらった機体の運航を開始した。

運航開始日は今月19日。初フライトでは宮崎県宮崎市と東京の羽田空港を結んだ。

特別塗装の航空機は、株式会社ポケモンと日本のさまざまな地域とが共同で進める観光振興策の一環。同社はポケモンキャラクターの権利を所有し、ライセンス提供を行っている。宮崎県はこの提携に加わる8つ目の都道府県となる。

プロジェクトに参加した都道府県にはそれぞれポケモンが割り当てられる。宮崎県の場合、同県に生えるヤシの木「フェニックス」に似ているという理由から「ナッシー」、雪深い北海道には寒冷な気候に適した「アローラロコン」、福島県には癒やしの力を持つピンク色の「ラッキー」が選ばれている。

ナッシーをあしらっているのは機体の表面だけではない。機内のヘッドレストや、一部の乗客に配られる特製のペンとステッカーにもナッシーが描かれている。

機内も「ナッシー」をテーマに統一されている/Courtesy of Solaseed Air
機内も「ナッシー」をテーマに統一されている/Courtesy of Solaseed Air

空の旅を計画していない人向けには、宮崎市や都城市、延岡市でナッシーをテーマにしたバスが走る。特別仕様の航空機とバスは少なくとも来年末まで運用が続けられる見通し。

航空業界では、機体に人気キャラクターの特別塗装を施す伝統がある。

全日本空輸(ANA)は、「スター・ウォーズ」でおなじみのドロイドを描いた機体を保有。台湾のエバー航空も、ハローキティをテーマにした機体やラウンジを導入したことがある。

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