菅首相、コロナ対策軽視する形で会食 国内新規感染数は過去最高水準に

菅首相が、コロナ対策に反する形で会食に参加したことに関して反省の弁を述べた/HIRO KOMAE/AFP/Getty Images

菅首相が、コロナ対策に反する形で会食に参加したことに関して反省の弁を述べた/HIRO KOMAE/AFP/Getty Images

東京(CNN) 菅義偉首相は17日までに、著名人との会食に出席したことについて「真摯(しんし)に反省している」と語った。国内での感染拡大に歯止めがかからない中、政府の掲げる新型コロナウイルス対策の指針に反する行動だったとみられる。

この数週間、日本の保健当局は国民に対し日常活動を制限し、感染の抑止を念頭に外食は少人数でのみ行うよう呼び掛けてきた。冬に入り、国内の1日当たりの感染者数はパンデミック(世界的大流行)開始以来の最高水準にまで跳ね上がっている。

しかし菅首相は14日、上記の指針を無視して7人の参加者と東京・銀座の高級ステーキ料理店で会食。参加者は全員が70歳以上だったという。

16日、首相官邸で記者団の質問に答えた菅氏は「他の方との距離は十分にあった」としながらも「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と陳謝した。

そのうえで、複数の予防策を講じたにもかかわらず感染者数は依然として高い水準にあり、先週末には新たに3000人の感染を確認したと述べた。状況を極めて重く見ているとし、大勢での会食にはより高いリスクがあるとする専門家の指摘にも言及した。

菅氏自身は当該の会食に遅れて到着したものの、その後参加者らにあいさつし、退去するまで40分ほど参加していたという。

会食に出席する数時間前、菅氏は観光支援策「Go To トラベル」の停止や飲食店への財政支援といった追加のコロナ対策を発表していた。

東京都は飲食店で会食する人数の制限を推奨し、重症化リスクが特に高い高齢者はこの指針を順守するよう強く呼び掛けている。

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