汚染進むニューヨーク港、カキ10億個で浄化の取り組み

BOPは提携するレストランからカキの殻を回収し、幼生を付着させて稚貝として育てる/Alfredo Alcántara

BOPは提携するレストランからカキの殻を回収し、幼生を付着させて稚貝として育てる/Alfredo Alcántara

「(カキ礁の)再生を成功させるには、生態系から天然ガキを動員する必要がある」とマリノフスキー氏は言う。それにより、カキの数が飛躍的に増えるのだ。

BOPはその名の示す通り、いつの日かニューヨークの水路に生息するカキの数を10億個まで回復させたい考えだ。

カキ礁再生の取り組み

BOPは、ニューヨーク市内の70以上のレストランと提携している。各レストランは、使用したカキの殻を捨てずに取っておき、BOPと提携する回収業者がその殻を回収し、自由の女神像の東に位置する小島、ガバナーズ島まで運ぶ。

その後、殻は最低1年間、外に放置される。これにより殻に付着した有機物質が自然に除去される。その後、殻はニューヨーク・ハーバー・スクールに送られる。ニューヨーク・ハーバー・スクールは、ガバナーズ島にある海に特化した公立高校で、このカキ礁再生プロジェクトに大きく関わっている。

生徒たちが孵化(ふか)させ、育成したカキの幼生をきれいな殻に付着させる。幼生が付着した稚貝(ちがい)は、ニューヨークの海岸沖のどこかに戦略的に配置される。

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