モナコ、住民の3人に1人が百万ドル長者 比率で世界1位

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豪華ヨットがずらりと停泊するモナコの保養地、モンテカルロ=Monaco Press Centre

豪華ヨットがずらりと停泊するモナコの保養地、モンテカルロ=Monaco Press Centre

ロンドン(CNNMoney) 100万ドル(約1億200万円)以上の純資産を保有する住民数の都市別調査で、フランス南東部の都市国家モナコが総人口比で首位となり、住民の約3分の1がこれに該当していたことが31日までにわかった。

富裕層の動向調査を手掛ける企業「ウエルス・インサイト」などによる調査報告書で判明した。調査対象からは主要な居住先の不動産価格は排除されている。モナコにおける富裕層の比率は2年前と比べ6ポイント上昇した。

モナコに次いだのはスイスのチューリヒ、ジュネーブ両都市で、それぞれの比率は4人のうちの1人と5人に1人だった。

欧州以外の都市で上位5位内に唯一入ったのは米ニューヨーク市の4位で、21人に1人の割合だった。ロンドンの29人に1人が5位だった。

調査報告書によると、上位10位内には欧州の7都市が入った。オスロが6位、香港7位、フランクフルト8位、シンガポール9位にアムステルダムが10位となっている。

今回の調査での注目点はアイルランドの首都ダブリンが欧州都市では10位、世界規模では13位に入ったことだった。同市のIT産業が急成長し、欧州や米国から人材を引き付けていることの反映と分析している。

また、英スコットランドのエディンバラが67人に1人の比率で、欧州で16位に食い込んだ。

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