それってセクハラ? 女性起業家と男性投資家の「境界線」

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過度に親密な態度をとる男性投資家に対し、セクハラではないかと悩む女性起業家もいる

過度に親密な態度をとる男性投資家に対し、セクハラではないかと悩む女性起業家もいる

ニューヨーク(CNNMoney) 女性の胸の脇に触れるのはセクハラに当たるのか。

答えはかなり明確なようだ。1秒以上触れれば、間違いなくセクハラになる(1秒なら偶発的とみなされる可能性もある)。

しかし、そこに権力やジェンダーの力学が働く場合(例えば、投資家が男性で、起業家が女性の場合)や、5万ドルもの大金が懸かっている場合には、その境界ははるかに曖昧(あいまい)になるだろう。

女性起業家エマ・テスラー氏(26)は、実際にそのような状況に遭遇した時、不快感と申し訳ない気持ちの間で揺れたという。

「どうしよう、本当に不愉快・・・いや、そんな風に思うのはおかしい。彼は何も悪いことはしていない」とテスラー氏は当時の心境を振り返る。

それは2014年、ベンチャーキャピタルのYコンビネーターが主催するデモ・デーでの出来事だった。このテスラー氏の体験は、起業家たちの活躍ぶりを描いたポッドキャスト「Startup Podcast」のエピソードのメーンテーマでもある。

このシーズンは、テスラー氏とローレン・ケイ氏(25)が共同で設立した出会い系サイト「デイティング・リング」の浮き沈みを追うとともに、シリコンバレーの性差別の問題にも光を投げかけている。

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