NZメーカーの乳製品にボツリヌス菌、中国が粉ミルク輸入停止

乳搾りを行う作業員=2012年、ニュージーランド・ダーフィールド

乳搾りを行う作業員=2012年、ニュージーランド・ダーフィールド

(CNN) 中国はニュージーランドとオーストラリアからの粉ミルク輸入をすべて停止した。ニュージーランドの乳製品輸出世界最大手フォンテラ・グループが3日、同社が他社に供給している乳清タンパク質からボツリヌス菌が検出されたと発表したことを受けた措置。

乳清タンパク質は乳児用の粉ミルクやスポーツドリンクに使われる成分。フォンテラによると、問題の乳清タンパク質は自社ブランドの製品には使っておらず、他社に供給しているものだという。

このうち米コカ・コーラや中国の娃哈哈(ワハハ)など3社の製品では、製造工程でボツリヌス菌が滅菌されることが分かったとしている。

しかしニュージーランド当局によれば、2008年に汚染された粉ミルクで乳児6人が死亡する事件が起きている中国は、ニュージーランドからの粉ミルクの全面輸入停止に踏み切った。

NZ貿易省によると、問題の製品はオーストラリア、マレーシア、サウジアラビア、タイ、ベトナムにも輸出されている。

ボツリヌス菌に汚染された食品を摂取すると、36時間以内に症状が表れ、まひや呼吸不全などを起こして死に至ることもある。

中国で2008年に起きた粉ミルクへのメラミン混入事件では乳児数千人に健康被害が広がり、当局は18人以上を逮捕、2人を死刑に処した。

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