マクロン仏大統領、ガザ停戦を呼び掛け 他の指導者に賛同促す

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フランスのマクロン大統領がガザでの停戦を呼び掛けた/Alex Sochacki/Kommersant/Sipa USA/AP/FILE

フランスのマクロン大統領がガザでの停戦を呼び掛けた/Alex Sochacki/Kommersant/Sipa USA/AP/FILE

(CNN) フランスのマクロン大統領は10日、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区での停戦を呼び掛け、停戦が「唯一の解決策」だとの認識を示した。

マクロン氏はイスラエルには「自衛と(10月7日に行われたハマスの攻撃への)対抗」の権利があるとしつつも、イスラエルは「戦時国際法と国際人道法」を順守する必要があると指摘した。

そのうえで、世界の他の指導者が停戦の呼び掛けに加わることを望むと表明した。

エリゼ宮(大統領府)で英BBCの取材に応じたマクロン氏は、「我々は痛みを分かち合い、テロ根絶の意思を共有している。フランス人はテロの意味を理解している。だが、民間人への攻撃を正当化することはできない」と述べた。

一方、米政権は停戦を呼び掛けることは拒んでいるものの、ガザ地区への支援強化に取り組むとともに、支援強化や民間人の避難を可能にする戦闘の人道的休止を求めてきた。

ブリンケン米国務長官は10日、ガザ地区における民間人犠牲者の数についてこれまでになく直接的な表現で非難し、「パレスチナの民間人への被害を最小限に抑える」には一段の対策が必要だと訴えた。

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