プリゴジン氏搭乗とされる機体、「劇的な下降」 フライト追跡データから明らかに

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Sources: Flightradar24 (flight path); Telegram, CNN analysis (crash location)  Graphic: Renée Rigdon

Sources: Flightradar24 (flight path); Telegram, CNN analysis (crash location) Graphic: Renée Rigdon

(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗していたとされる機体が「劇的な下降」をしていたことが、新たなフライト追跡データの分析から判明した。ロシア当局は同機がモスクワからサンクトペテルブルクに向かう途中、トベリ州クジェンキノ村付近に墜落したとしている。

フライトレーダー24によると、現地時間23日午後6時11分に「エンブラエル・レガシー600」からの位置データの送信が止まった。同地域でのジャミング(電波妨害)が原因の可能性が高いという。ただ、同機からの他のデータの送信はさらに9分間続いた。

フライトレーダー24によれば、同機は上空2万8000フィート(約8530メートル)で水平飛行に入り、多少の高度の変化がみられた。

データが入手可能だった最後の時間には、異常な上昇と下降があり、ある時点では高度3万フィートあまりに上昇したという。午後6時19分には同機は毎分8000フィート近い猛烈な速さで下降し、その後高度のデータ送信が途絶えた。

フライトレーダー24は、同機が位置情報を送らなくても、高度や速度、自動操縦の設定などのデータは送信していたと言及。「このフライトの最後の瞬間に対する洞察がある程度このデータから得られる」と述べた。

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