ウクライナ駐英大使を解任、ゼレンスキー氏の発言を「皮肉」と指摘

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ウクライナのゼレンスキー大統領がバディム・プリスタイコ駐英大使を解任した/Tom Nicholson/Reuters

ウクライナのゼレンスキー大統領がバディム・プリスタイコ駐英大使を解任した/Tom Nicholson/Reuters

ロンドン(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、同国のバディム・プリスタイコ駐英大使を解任した。同大使は、英国のウォレス国防相による最近の発言に対してゼレンスキー氏が示した反応を批判していた。

ウォレス氏は、ウクライナが西側諸国による財政的な支援に対して十分な「感謝」を表明していないとの見方を示唆。プリスタイコ氏はゼレンスキー氏のウォレス氏へ向けた返答が「不健全な」皮肉になっていると指摘した。

ウクライナ大統領府は21日公開のウェブサイト上の声明でプリスタイコ氏の解任を確認したが、理由については言及しなかった。

今月リトアニアで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でウォレス氏は、「好むと好まざるとにかかわらず、人々は感謝の気持ちを目にしたがるものだ。ウクライナの戦争遂行に対し、西側が果たしている軍事的貢献への感謝を」と述べた。

「ウクライナ側には昨年の6月に伝えた。11時間かけて車を走らせ、リストを渡されたときのことだ。私はアマゾンではないと」(ウォレス氏)

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